⑥ 釣った!奇跡のアジ

4回目の釣行。
オーバーキャストが随分板についてきた息子。
この日も、投げては巻き、巻いては投げ、といつものように遊んでいました。
そして、おりゃ~と投げて、巻いていたときのこと。
横で見ていた私。
なんか釣り糸の動きがおかしい。手前に巻いてくるはずの釣り糸が、横にスーッと走っている。
あれっ?なんか釣れてるんじゃない?
よくよく見てみると・・・
なんと、キラキラと輝く銀色の魚がかかっているではありませんか!
「さかなだよー!」

息子に「まいて~」と叫びながら、必死で釣り糸に手を伸ばす私。
ここでバラしたら一生の不覚。なんとしてでも陸に上げなければ。
必死の形相で、どうにか釣り上げることができました。

それはそれは立派なアジでした。
釣った張本人は、キョトンとして、放心状態。
遊んでるつもりだったので、喜ぶというよりも驚きのご様子。

釣りを始めて1年経った今でも言います。
「あのときのアジから始まったよね~」
この日の釣行の思い出は、私たち家族の心に刻み込まれています。
夕食のアジの塩焼きの味(アジ)も。